篠笛 基礎知識1

篠笛(しのぶえ)

篠竹という竹を用いた日本の横笛です。

いつ出来たかはよくわかっていませんが、江戸時代より前からある楽器です。

お祭りで使われる指穴が均一かつ同じ大きさの笛では鳴らせない音があるため、近年は指穴の大きさや間隔を変えるなどの工夫がされ、いろいろな曲が吹けるよう調律するようになりました。

現在ではお祭り用を「囃子用」、調律笛を「唄用」と呼ばれています。一般的な篠笛教室のほとんどは唄用の篠笛を使います。

篠笛は、写真手前の唄口という穴に息を当てて鳴らします。リコーダーのように口で塞いでも音は鳴りません。尺八やフルートと仕組みは同じで、空気が笛に当たり、半分以上出てゆくように吹きます。写真の向こう側に空いている穴は指穴と言って、この穴を開けたり塞いだりして音程を変えます。

「六」と書いてあるのは六本調子といって、曲の調によって長さの異なる篠笛を使い分けて演奏するための音程を表しています。初心者の場合は、持ちやすさと吹きやすさから「六」をお勧めします。上達につれ長さの異なる笛を買い足して、いろいろな曲が吹けるようになるとより楽しくなります。

篠笛の内部には漆か合成塗料が塗ってあります。写真のように装飾が無いもの、漆が塗ってあるもの、両端が籐で巻いてあるものが一般的ですが、外装について特に決まった仕様はありません。